カジノマーケティングとは?3つの手法を紹介!

カジノという娯楽施設は、何度も足を運ぶ熱心な消費者を惹きつけています。このような顧客をもっと増やし、店内に多くの人を呼び込むためには、カジノマーケティング担当者は消費者の感情に訴えかける必要があります。

そこで、実際に行ったことがある人による口コミ・体験談などは、価値の高い顧客を惹きつける強力な動機づけになるかもしれません。たとえば、カジノで大勝ちした人が出れば、カジノ運営側は喜んで大々的に宣伝します。その理由は、他の人も「自分も次、勝てるかもしれない」と考えるようになるからです。これは、もっとプレイを続けてもらうための最も効果的な動機づけとなるでしょう。

カジノに客を引き込むことができたら、次はその人たちを引き留めなければなりません。実は、カジノ店内に長時間滞在する人というのは、ただ単にギャンブルゲームをするだけでなく、それ以上のモノを求めています。数時間カジノで遊んでいるとお腹が空いてきたり、大勝負した後にバーで一杯やりたくなったり、家族連れでライブエンターテイメントを見に来ていたりと、客のニーズは様々です。そこで、カジノマーケティング担当者は、せっかく入店してくれた客をできるだけ長く引き留めるために、ギャンブル以外のアトラクションも用意しているのです。

長期的な顧客との関係を築くために、カジノマーケティング担当者が用いている手法は以下の3つです。

1. 気前よく与える

俗に「コンプ」と呼ばれる無料ギフトは、カジノのマーケティング手法として一般的に用いられています。多くの大手カジノで顧客育成に携わっているギフトマーケティングのスペシャリスト、ジョン・ルーリン氏によると、顧客や見込み客にオファーを与える企業は、業界を問わず、わずか42%に過ぎないそうです。

カジノの”無料特典”といえば、無料宿泊や無料ドリンク、食事が無料になるのがよくあるパターンです。この他にも、銀食器からホリデーパッケージまで、あらゆるものが最上位の顧客に配られます。

消費者が一番望んでいるものは何か、一度考えてみましょう。REIといったアウトドア用品店であれば、テント用の杭を無料プレゼントすると喜ばれるかもしれません。B2B企業であれば、マッサージ券やハウスキーピングのギフトカードなど、あらゆる大人が喜びそうなプレゼントを検討しましょう。

2. 社交の場に招待する

忠実な顧客やリピーターのみに限定して、会社のイベント情報をお知らせすることも、カジノマーケティングの手法のひとつです。自社のサービスを繰り返し利用してくれている顧客同士は、お互いに多くの共通点を持っている可能性が高いです。顧客たちを一斉に集めて、楽しい一夜を過ごしてみてはいかがでしょうか?

実際、米国のプリムバレーリゾート&カジノ(Primm Valley Resort & Casino)では、あるバンドのコンサート情報を発表する際、SNSでそのバンドに「いいね!」を押した顧客に対して、Facebook広告が送られます。これは、同社が顧客のことを常に考えているのを示すだけでなく、コンサートの前や後に入店してもらい、ギャンブルで遊んでもらうように引き込むことができるのです。

 

3. 人口統計学的嗜好を調べる

ギャンブルに関心を持っていることは確かですが、カジノに来るすべての客の嗜好が同じとは限りません。とある調査によると、ブーマー世代とジェネリック世代は、カジノで使うお金の80%以上をギャンブルに使い、残りの20%は食事や飲み物に費やしているそうですが、一方、ミレニアル世代は30%をギャンブルに、残りの70%をギャンブル以外のアクティビティに費やしていることが分かっています。

そこで、最上顧客を調べて、人口統計学的な共通点を見つけてみましょう。そして、彼らの消費パターンと比較するのです。まずは、上位の顧客が欲しがっているものから優先的に投資しましょう。

たとえば、食料品店を経営していて、共働きの親をターゲットにしたとします。彼らの購買パターンを調べると、出来合いの食事を購入する傾向が強いかもしれません。このような場合、出来合いの食事の在庫を増やすことで、消費額が増えるかどうか確認してみましょう。